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「播磨国風土記」を読んで100年

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書誌詳細について
アーティスト 加西市/主催
叢書名 播磨国風土記講座 令和3年度
出版者 加西市:加西市
2021年10月
その他 【NDC1】291.64 【サイズ】DVD 【ページ数】129
【価格】¥0 【件名】播磨国風土記∥加西(ハリマノクニ フドキ カサイ)
注 記 【一般注記】 『播磨国風土記』が多くのひとに読まれるようになって、100年を超える時間が流れました。近代的な注釈がつけられるようになり、初心者でもその内容を理解できるようになったことは、先人、先学のみなさんのたまものと言えましょう。大きな問題は、もうなさそうに見えます。  しかし、たいせつな何かが抜け落ちている-そう感じることはありませんか。かとえば皆さんの身辺に、これほどたくさん存在する「大歳神社」、その祭神の「大歳神」がまったく出て来ないのはなぜでしょう。また、加古川に生まれ育った、日本古代最大の英雄ヤマトタケル(最近では「ヤマトダケ」が正しいとも)の伝承が、加古川を含む東播のどこにも語られていないのです。『古事記』『日本書紀』に詳述され、遥かな東国の『常陸国風土記』では「倭健天皇」の名でたびたび登場するにもかかわらずです。「大歳神は農業神であり、その信仰は平安時代以降に広がった。だから、『播磨国風土記』には登場しないのだろう」-そんなふうに説明する「注釈」をみたこともあります。しかし、それなら、明治期後半の「神社統合」の運動で、全国の「大歳神社」のほとんどが消えていったなかで、旧播磨国ことに東播のひとびとは、なぜ「大歳神社」を頑として守りぬいたのでしょうか、『播磨国風土記』と『古事記』『日本書紀』との齟齬、落差もたくさんあり、この場合『播磨国風土記』の記述を「地方(固有の)伝承」として済ませることが一般になっています。それではなぜ、『播磨国風土記』は、国史の記述に抗した記述をあえて残したのでしょうか。根日姫伝承で忘れがたい仁賢・賢宗両天皇は少年の日々を播磨国に匿われて過ごしました。もちろん、播磨国が、雄略天皇側の追求から両皇子をもっとも安全に守りぬける土地だという判断が、皇子周辺のひとびとに働いたのです。 播磨国(と紀伊国)が、そのような土地として一再ならず歴史に登場しているのはなぜなのでしょう。  古代、播磨国がもっていた特別な地位を-それを『播磨国風土記』の身近な記述から大系的に掘り起こしてみましょう。

内容一覧
番号 タイトル 著者・アーティスト
1 播磨国風土記講座 令和3年度
2 「できたこと」「できてないこと」

資料毎の状態
番号 種別 場所(背ラベル) 状態 資料番号 地図
1 加西市本館
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(D09 DVD ハリ)
貸出できます 1030144297